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  1. 鳥取市議会 2003-01-30
    2003年01月30日 平成15年 第1回臨時会(第1号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2003年01月30日:平成15年 第1回臨時会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                     午後10時 開会 ◯三谷 伝議長 ただいまから平成15年第1回鳥取市議会臨時会を開会します。 日程第1 会期決定 ◯三谷 伝議長 日程第1、会期決定議題とします。  お諮りします。  本臨時会会期は、本日1日としたいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 御異議なしと認めます。 日程第2 議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定について(委員長報告討論採決) ◯三谷 伝議長 日程第2、議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定についてを議題とします。  特別委員長報告を求めます。  決算審査特別委員長26番上田孝春議員。                 〔26番 上田孝春議員 登壇〕 ◯26番 上田孝春議員 決算審査特別委員会に付託されました議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定について、審査の結果を御報告します。  本案は、平成14年12月定例会において付託され、閉会中の継続審査に付されたものであります。  本委員会は、平成13年度歳入歳出決算書及び主要な施策成果等説明書に基づき、関係課より詳細な説明を聴取し、予算執行が適正かつ効果的に行われているかにつきまして審査したところであります。  その結果、本案は、一部委員反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定しました。  なお、審査の過程において委員から多くの意見、要望等が出されましたが、特に重要なものについて、次のとおり付言しておきます。  まず1点目に、市の施策事務事業執行についてであります。  住民福祉向上のために多種多様な政策展開され、厳しい経済雇用情勢の中、財政の健全化に努められていることに敬意を表するものでありますが、事業が真に目的を達成しているのか、各部所の連携によりいろいろな事業相乗効果を発揮しているのか等の視点政策立案を見ると、鳥取市の大局的な観点から政策展開が不十分のように思われます。政策最終目的は、「住民が誇れて、安心して暮らせるまちづくり」の実現であります。市の事業全般にわたって評価、見直しを行い、市民にわかりやすい形で効果的に事業を進めてもらいたいものであります。
     2点目に、総合計画の策定時期についてであります。  第7次総合計画が、平成13年度初年度として策定され、本市のまちづくりの総合的、基本的な方針が示されました。現在も本計画を基本としつつ、「明るくにぎわいのあるまち鳥取」を目指して、具体的な施策が積極的に推進されておることについては一定の評価をいたしております。  しかし、本計画平成13年6月議会議案として上程されましたが、このときは既に、本計画初年度に当たる平成13年度の当初予算平成13年3月議会において可決をされ、執行されているという状況にありました。本来、計画予算は一体的なものとして考えることから、議案当該年度の当初予算と同時に、あるいはそれ以前に上程されるべきではないかと思うものであります。今後、総合計画は適正な時期に策定されるよう望むものであります。  3点目に、未収金問題についてであります。  市税負担金使用料手数料等未収金徴収事務につきましては、夜間徴収などの徴収嘱託員戸別訪問等により、収納率向上に向けた関係部局の御努力には敬意をあらわすものであります。しかしながら、平成13年度において、一般会計特別会計を合わせた不納欠損額が約1億5,830万円生じており、前年に比べ約3,764万円、率で31.2%増加しております。  長引く景気低迷による企業業績悪化や、雇用環境悪化等による厳しい情勢ではありますが、負担公平性の原則から、引き続き滞納者理解と協力を求め、適切な納付指導等納付者のさまざまな状況を把握しながら、収納率向上に取り組んでいただくよう要請するものであります。  4点目に、外郭団体への事務事業委託の問題であります。  行政サービスの増大に伴い、外郭団体への事務事業委託量は増加しております。近年の社会情勢の変化などを背景に、民間等役割分担経営等にさまざまな問題が生じております。外郭団体財務及び会計は適正に処理されているのか、委託の意義、効果は上がっているのか等の視点から、外郭団体への指導監督も含めて、委託内容をさらに検討されることを要望するものであります。  5点目に、市民に対する各種助成申請減免等PRについてであります。  本市が行うさまざまな補助や助成制度活用、あるいは減免制度については、市民に広く周知するため、さまざまな方法でPRをされております。しかしながら、申請減免等については、個別に窓口で印刷物の配布を行ってはいるものの、まだまだPR不足の感は否めません。今後、より一層市民に対して各種制度PRの推進を望むものであります。  6点目に、鳥取産業体育館の市の負担の問題であります。  商工費のうち、鳥取産業体育館補修工事負担金として、平成13年度に5,538万8,000円を負担されております。これは、昭和53年に鳥取県と鳥取福祉事業団及び鳥取市の三者で締結された覚書に基づき、3分の1の負担をされたとのことですが、鳥取産業体育館は県の施設であり、広く県民に開放された施設であります。市内の県営施設との均衡を考えても、覚書を早急に見直しすべきと考えます。  7点目に、吉岡温泉温泉権取得についてであります。  吉岡温泉活性化のため、平成13年度から10年間、歳出合計1億4,400万円で温泉権を取得されています。権利取得後の具体的な活用策はいまだ検討中であるとのことですが、本来、予算目的があって投資すべきであります。投資をしていて活用されていない現状は問題であります。観光や福祉などさまざまな分野における有効活用が考えられますが、減少一方の温泉利用者のことを考えれば、夢のある吉岡温泉活性化、さらには鳥取市全体の活性化につながる活用策を早期に策定されるよう望むものであります。  最後に、決算認定提案時期についてであります。  決算認定につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により議会認定に付されるものであります。現在の財務会計は、コンピューター等活用により、以前に比べて著しく効率化されており、決算の調整の短縮は可能と考えます。今後においては、当該年度決算認定するに当たり、次の通常予算編成に反映させるため、議会認定に付する時期を早めていただきたいものであります。  以上、8点について、指摘、要望してまいりましたが、市町村合併少子高齢化景気低迷地球環境問題等鳥取市を取り巻く社会経済情勢は変化しております。市民が夢を持てる確かな将来ビジョンを持ちながら市政運営に努められるよう要望して、決算審査特別委員会審査報告を終わります。 ◯三谷 伝議長 これより、特別委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  通告により、発言を許可します。  4番寺垣健議員。                 〔4番 寺垣健議員 登壇〕 ◯4番 寺垣健議員 私は、議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定に対し反対いたしますので、その理由をここに述べます。  平成13年度決算において、当市は15億607万7,000円を水道事業会計へ繰り出しております。当初より私はこの浄水場建設問題に疑問を呈し、この議場で再三にわたり議論してきたものであります。この13年度予算執行については特別な思いがあります。  当時、浄水場建設問題は翌年の市長選挙に最大の争点となっていた時期であります。ましてや、工事は当初計画より大幅におくれており、その完成、供用開始のめどは立っていない状態でありました。平成13年12月議会でも、複数の議員からその契約に対し疑問の質問があり、執行部局姿勢がただされたわけであります。  私は、いかに決められた予算であろうとも、政策が変わる状況が予測される場合、その予算執行に対して柔軟な姿勢が求められるべきだと考えております。現在、浄水場問題は新たな展開を見せておりますが、この13年度予算執行と当年度内でのできもしない工事発注が、現在何らかの形で手かせ足かせになっているのは御存じのとおりであります。税金は市民の血と汗の結晶であることは言うまでもありません。予算は、よく周りの状況を把握して慎重に執行されねばなりません。したがって、平成13年度決算においての15億607万7,000円の水道事業会計への繰り出しは、市民のコンセンサスを得られないむだな支出と考えます。  以上の理由により、私は13年度決算に対して反対の意を唱えるものであります。議員各位の御理解を求め、私の反対討論を終わります。 ◯三谷 伝議長 24番村口英子議員。               〔24番 村口英子議員 登壇〕(拍手) ◯24番 村口英子議員 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定について反対をいたしますので、理由を述べます。  今日の深刻な不況のもと、いかに市民負担を軽減し、福祉の増進を図るかが地方自治体に求められています。その観点で、1点目は市民負担の問題です。  所得の低いほど負担が多くなる逆進性が高い消費税が、使用料手数料合計1億1,000万円課税をされています。国保事業は、単年度で1億6,500万円の赤字を出したとはいえ、次年度の財源も含め、差し引き8億8,600万円も繰り越しています。失業、倒産などで負担能力を失っている市民が増大しており、その一部を軽減に回すべきであります。  2点目は、同和事業であります。特別対策としての減免は、保育料下水道受益者負担金固定資産税都市計画税等々多岐にわたっており、公平、公正な市政運営に反するものであります。  また、同和教育などの人権啓発は、自由な表現を保障し、行政主体性確保のために中止すべきであります。  3点目は、委員長報告でも指摘されている県立産業体育館の補修工事負担金問題であります。  我が党は、負担根拠が不明確であるとして、この当初予算反対をしています。  4点目は、国の責任を少なくし、国民、市民自助努力を押しつけた介護保険であります。保険料段階別滞納状況を見ても、市民税非課税世帯がその多くを占めています。低所得者対策が必要であります。  最後に、浄水場建設費用について、市民理解と合意を十分得ないまま一般会計から繰り出されています。  以上、反対の主な理由を述べて、討論を終わります。(拍手) ◯三谷 伝議長 これで討論を終わります。  これより、議案第125号平成13年度鳥取歳入歳出会計決算認定についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長報告原案のとおり認定するものです。  本案について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯三谷 伝議長 起立多数であります。したがって、本案原案のとおり認定されました。 日程第3 議案第135号工事請負契約締結について(提案説明質疑委員会付託委員長報告討論採決) ◯三谷 伝議長 日程第3、議案第135号工事請負契約締結についてを議題とします。  提出者説明を求めます。  竹内市長。                   〔竹内 功市長 登壇◯竹内 功市長 それでは、本臨時会提案いたしました議案につきまして御説明いたします。  今回提案いたしました議案は、指名競争入札の結果に基づき、市営住宅西品治北団地建設工事を、大佐古・谷建・田澤・ヤマタ共同企業体工事請負契約締結をしようとするものです。  以上、提案いたしました議案説明といたします。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ◯三谷 伝議長 これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっています議案第135号工事請負契約締結については、建設水道委員会審査を託します。  委員会開催のため、しばらく休憩します。                    午前10時23分 休憩                    午前10時48分 再開 ◯三谷 伝議長 ただいまから会議を再開します。  委員長報告を求めます。  建設水道委員長26番上田孝春議員。                   〔上田孝春議員 登壇〕 ◯26番 上田孝春議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第135号工事請負契約締結については、適切な措置と認め、全会一致原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、報告を終わります。 ◯三谷 伝議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 質疑なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 討論なしと認めます。  これより、議案第135号工事請負契約締結についてを採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長報告原案可決です。  本案について、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 御異議なしと認めます。したがって、本案原案のとおり可決されました。  以上で、本臨時会に付議されました議案審議はすべて終了しました。  これで、平成15年第1回鳥取市議会臨時会閉会します。                    午前10時50分 閉会 このサイトの全ての著作権鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....